スペイン旅行でのトラブル

職場の同僚女性4人でスペインのバルセロナに行きました。ゴールデンウィークを利用して1週間まるまるバルセロナのガウディ建築を周るのが目的でした。サグラダ・ファミリア、カサ・ミラやグエル公園を訪問し、現地の食事を楽しむ日程です。買い物はスケジュールの都合であまりできませんでした。ツアーなどは利用せず、自分たちでホテルや飛行機を取ったためかなり自由に行きたいところを選べました。海外旅行慣れした方がいたので、現地ではその方に頼りつつ片言の英語やスペイン語でしのぎました。

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私が行った当時は、サグラダ・ファミリアはステンドグラスが一部嵌められたところでまだ立入禁止のところも多かった印象です。ステンドグラスは一部でもきれいで完成が楽しみでした。訪れている日本人も多く、観光で来ていた別グループの方に全員で写真を撮ってもらったりできました。

カサ・ミラでは日本語ガイドがあり、そちらを聞きながら鑑賞でき分かりやすかったです。内側の青い壁のある吹き抜けは写真で見るよりも生で見たほうが海っぽさが際立って感じられるのでおすすめです。グエル公園はかなり広く、有名なトカゲのところ以外もガウディによる装飾がされているので色々と見ながらゆっくりできます。何箇所かかなり適当にレストランやバルに入りましたが、どこも美味しかったです。チェーン店のようなバルでピンチョスを食べましたが、メニューも写真付きで分かりやすく複数種類楽しめて良かったです。

旅行後半、たまたま近くにガイドブックに載っているレストランがあったので訪れることができました。少し高級な店でしたが、シエスタの時間になってしまいそこ以外は入れるところがなく思い切って行ってみました。元々そういった店に行く予定がなかったのでジーンズにパーカーというかなりラフな格好で行ってしまいました。私達の後に来たグループはみんな綺麗にスーツやワンピースを着ていたので、おそらくドレスコードがあったと思います。その人達を見て気が付き、申し訳なく思ったのですが、店の方は特に嫌な顔などせず丁寧に対応いただけました。

メニューの説明も出すたびに英語でしてくれたり、外国人客に慣れた様子でゆっくりすることができました。料理も大変美味しかったと記憶していますが、サーブしながら簡単な英語で雑談してくれるなどサービスがすごく良かった思い出が強いです。偶然行ったお店で名前を覚えていないのが悔やまれます。バルセロナ市内だとは思うのですが、またどうにかして調べてみたいです。

何日目かに夜にお酒を飲みにでかけました。バルではとても楽しく過ごして、お酒も進んだのですが、その帰りが思ったより遅くなってしまいました。ホテルに戻る電車の中で私達とガラの悪い現地のグループのみという状況になってしまい、かなり怖かったです。今まで頼ってきた旅行慣れしている方がその時はかなり酔っていて、その他の3人で身を寄せ合う感じでホテルまで帰りました。

おそらくはナンパ目的だと思うのですが、周りをうろうろとされたり、色んな言語で「こんにちは」と言われたり(おそらくどれに反応するのか試していたのかと…)されたので、必死で目を合わせないようにしました。スペインの人で体も大きく、映画に出てくる不良のような見た目だったので旅行先での思い出作りに?とは全く思えませんでした。ひたすら怯えてホテルまで帰りました。はっきり断るような言葉が出れば良かったのですが、なんせすっかり酔っぱらってしまっているため、何もできず逃げるばかりで・・。情けなかったです。昼間も結構色んな所に行ったと思いますが、怖い思いをしたのは夜のこの時だけです。昼が楽しいと油断してしまっていけないなと思いました。

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